
「オオバランドセル」を製造・販売する
『大峡製鞄(おおばせいほう)』さんは、
全国のランドセルメーカー・ブランドのなかでも
ランドセルづくりに関して、
もっとも歴史のある老舗メーカーさんのひとつです。
こちらでは、そんな大峡製鞄さんの「魅力」や、
オオバランドセルの「特徴」などを
ご紹介しています。
高品質で高級感のあるランドセルをお探しの方は、
お気に入りが見つかるかもしれませんので、
ぜひチェックしてみてくださいね♪
目次
ランドセルの元祖「大峡製鞄」
大峡製鞄(以下オオバ)さんは、
創業昭和10年という古い歴史をもつメーカーさんで、
現在のランドセルの基本型ともいえる
「学習院型」ランドセルの原型をつくった
メーカーさんであるといわれています。
ランドセルは、江戸時代にオランダより伝わったといわれる
「ランセル」という布製の背嚢(リュック)を改良して作られた軍隊用の鞄が発祥といわれています。
その後、明治20年に大正天皇(当時、皇太子さま)の学習院初等科※へのご入学の際、
当時の総理大臣 伊藤博文がお祝いの品としてランドセルを献上したことがきっかけで、
小学校でランドセルが使用されるようになったと考えられています。
これが現在のランドセルの基本型「学習院型」ランドセルと呼ばれる理由です。
また、当時からその学習院初等科で使用されていた
学習院型ランドセルを製造していたのが、オオバさんなのです。
これがオオバさんが、ランドセルの元祖といわれる理由です。
※学習院初等科…現私立小学校。当時は官立(国立)学校。
そんな、”ランドセルの元祖”ともいわれるオオバさんは、
現在も学習院初等科で使用されるランドセルを作り続けていて、
たくさんの方から愛され続けているようです。
大峡製鞄の魅力「職人さんの優れた技術」
オオバさんのランドセルが、
長年愛され続けている大きな理由は、
職人さんの優れた技術力にあると思います。
オオバさんでは、力の掛かる部分や、重要な箇所を、
ミシンではなく「目打ち」と「菱きり」という道具を使い、
熟練の職人さんの手で丁寧に仕上げています。
引用元:大峡製鞄
本来は、ミシンなどの機械を使ってランドセルを縫ったほうが、
縫い目も均整がとれて美しく、力強く縫えるのですが、
革の厚みのあるパーツや、細かなパーツは、ミシンの針が通らなかったり、キレイに縫うのが難しくなります。
そのため、そのようなパーツは部分的に手縫いで行うのが一般的です。
しかし、機械のように正確で、力強く縫わなくてはいけないので、
手縫い職人さんの優れた技術が必要不可欠になります。
もしも、部分手縫いを技術力がない人が行うと、
糸がほつれやすくなったり、すぐに壊れてしまったりします。
そんなオオバさんのランドセルは、
なんと、カブセを毎日10回開閉しても、
10年間しっかり使える強度を持っているそうです!
※東京都皮革技術センターでの屈折試験結果
角革きざみ加工
背中手縫い加工
部分手縫い
引用元:大峡製鞄
このように、丈夫で美しいランドセルを製造する
オオバさんの職人さんの技術力は、
最大の魅力だと感じます♪
☆オオバランドセルは修理保証もバッチリ!
とても優れた技術で縫製されたオオバさんのランドセルは、
万が一にも備え「6年間修理保証」がついています。
購入してから6年間は、
アフターフォローもしっかりしてくれますので安心です。
引用元:大峡製鞄
オオバランドセルの主な機能
次にオオバランドセルの「機能」についてご紹介していきます。
オオバランドセルには、
ただ”つくりが良い”だけではありません。
お子さまのこと考えた様々な機能も搭載されています。
- 軽く感じさせる「ナナメの力」と、快適な背負い心地「マミーズタッチ」(背カン・肩ベルト・背あて)
- A4フラットファイルにも対応した独自構造「トラピーズ」(サイズ設計)
- 6年間の使用にもしっかり耐える素材(かぶせ・補強材・表面加工)
- 使いやすくて安心の機能(Dカン・反射材)
それぞれの機能について、
ひとつずつ詳しくご紹介していきます。
軽く感じさせる「ナナメの力」と、快適な背負い心地「マミーズタッチ」
最近のランドセルには、
ランドセルをまっすぐに背負うことで、重心を後ろに傾かせない
「立ち上がりベルト機能」が搭載されたものが一般的ですが、
オオバランドセルは、
立ち上がりベルト機能は採用せず、
背中に添うかたちに、あえてランドセルを斜めに背負うことで、
”背中全体でランドセルの重みを受け負荷を分散する”
という仕組みで設計されています。
ランドセルを軽く感じさせる『ナナメの力』
引用元:大峡製鞄
また、背中にかかる負担を軽減する為に「マミーズタッチ」とよばれる、
お子さまの身体にフィットするクッション構造の「背あて」や、
ゆったりとカーブを描いた「肩ベルト」を備え付けています。
『マミーズタッチ』
引用元:大峡製鞄
しかも、オオバランドセルは、
最近のランドセルとしては珍しく、
従来のランドセルのような「固定式」背カンを採用し、
ランドセルを背負って動いた時に、
重みでブレにくいように考えられています。
現在のランドセルには、大きく分けて次の3つのタイプの背カンがあります。
- 「非連動型スライド」= 左右のアームが別々にスライドする可動式背カン。
- 「連動型スライド」 = 左右のアームが連動してスライドする可動式式背カン。
- 「固定式」 = 左右のアームが動かない従来の背カン。
機能やおすすめの背カンに関してはこちらでご紹介していますので、併せてご覧下さい。
※固定型背カンの注意点!!
オオバさんのランドセルは、
「背カンは動かないほうが安定感を生む」
と言う観点から従来の固定型の背カンを採用しています。
しかし、固定型の背カンは、
「背負ったり降ろしたりがしにくい」という弱点もあります。
また、身体の小さなお子さまの場合、
ランドセル斜めに背負うことで、
「腰」や「おしり」に、
ランドセルの底部分の「ヘリ」が強く当たって
”痛く感じてしまう”こともあります。
オオバさんのような
「立ち上がりベルト機能」のない背カンが合わないという方は、
こちらでご紹介している小さなお子さまでも負担なく背負える
”立ち上がりベルト機能”が付いたアップ式背カン搭載のランドセルもお試し下さい。
A4フラットファイルにも対応した独自構造「トラピーズ」
最近のランドセルは、
「A4フラットファイル対応」サイズのものが主流になっています。
しかし、「A4フラットファイル対応」サイズのランドセルは、
どうしても、ランドセルの幅が拡がる分「大きく」、「重く」なります。
そこで、オオバさんでは、
その問題を解決する新構造「トラピーズ」を開発しました。
『トラピーズ』
引用元:大峡製鞄
今までのランドセルは大マチの構造は、
底から見ると長方形でしたが、
オオバさんが開発した「トラピーズ」は、
外側の辺の幅を短く、背中側の辺の幅を長くした、
”台形”の構造をしています。
この台形構造は、
背中に面する幅のみを「A4フラットファイル」が入る幅まで広げることで、
ピンポイントでA4フラットファイルを収納することができます。
実際、大きな「A4フラットファイル」をたくさん使う学校は、
とても少ないと思います。
なので、1~2冊入るスペースさえあればよいので、
とても理にかなった形状だと思います。
オオバさんの「トラピーズ」は
「コンパクトさ」と「軽さ」、
そして「収納力」を両立させたとても優れた機能です♪
※一部のモデルには採用されていません。
6年間の使用にもしっかり耐える素材
3つ目の特徴的な機能は、
丈夫さに関する機能になります。
オオバさんのランドセルは、
『【1】クラリーノ』というモデルを除く全てのモデルに、
「ロングかぶせ」というオリジナル構造を搭載しています。
『ロングかぶせ』
引用元:大峡製鞄
「ロングかぶせ」は、
「背カン」パーツと一体化するように設計されたかぶせで、
革のつなぎ目が長い分、従来のランドセルよりも
フタの開閉に対する耐久度が上がっています。
また、ランドセル本体にも
「はがね」と「樹脂」をあわせた丈夫な補強剤を内蔵することで、
潰れやすい大マチ部分の型崩れも防いでくれます。
引用元:大峡製鞄
さらに、オオバランドセルは、
すべてのモデルの表面に「撥水加工」が施されているので、
雨の日も安心で、お手入れも簡単です!
引用元:大峡製鞄
あらゆる面でしっかり耐久力を発揮してくれるので、
小学校生活の6年間も安心して使用できます♪
使いやすくて安心の機能
最後に4つ目の機能としてご紹介するのが、
使いやすさと、安全性を象徴する機能!
暗い通学路も安心の「反射材」と、
防犯用品などを取り付ける「リング(Dカン)」です。
『反射材』
ランドセル本体と、肩ベルトにしっかり反射材が取り付けられているので、前からも後ろからも、クルマなどになっている人から発見しやすく、事故を防いでくれます。
『防犯用品等取付けリング』
防犯ブザーをすぐに操作しやすいよう、肩ベルトに取り付たリングや、
家の鍵などを無くさないように閉まっておけるポケット内のリングとっても便利な機能です。
引用元:大峡製鞄
オオバランドセルの商品一覧
オオバランドセルがどんなランドセルか、
分かってきたところで、
次は、オオバランドセルの最新モデルをチェックしてみましょう!
お気に入りのデザインを見つけてみてくださいね♪
プレミア・シリーズ
- 背中部分まで手縫い仕上げされたプレミアムなシリーズ!
- すべて高級なコードバンでつくられた最高品質の『総コードバン』ランドセル
- 貴重な子牛革を使用した繊細で美しい『ヨーロピアンカーフ』
- 高級感だけじゃなく、しなやかで丈夫な『牛革スーパータフ』
【CV】総コードバン・プレミアム(つや有り)
¥172,800(税込) |
【CV-M】総マットコードバン・プレミアム(つや消し)
¥162,000(税込) |
【EC】ヨーロピアン・カーフ・プレミアム
¥108,000(税込) |
【ST】牛革スーパータフ・プレミアム
¥86,400(税込) |
トラディショナル・シリーズ
- 高級感をそのままに、よりカジュアルさを取り入れた伝統的なシリーズ
- 高級素材「コードバン」をかぶせに使用した『ツヤあり』と『ツヤなし』の2モデル。
- しなやかで丈夫な『牛革スーパータフ』。
- 上品なツヤ感のある牛革ランドセル『ダイヤモンドカーフ』
【7】コードバン(つや有り)
¥ 102,600(税込) |
【4】マットコードバン(つや無し)
¥99,360(税込) |
【5】牛革スーパータフ
¥68,040(税込) |
【3】ダイヤモンドカーフ
¥69,120(税込) |
For Boys For Girls シリーズ
- 品質&性能もバッチリのリーズナブルなシリーズ
- 機能的で使いやすいクラリーノランドセルや、デザイン性の高い牛革ランドセルがそろい踏み!
【8】ハーモニック
¥62,640(税込) |
【17】ハート&レザー
¥69,120(税込) |
【2】クラリーノforガールズ
¥57,240(税込) |
【12】クラリーノforボーイズ
¥57,240(税込) |
【18】コンビ&レザー
¥69,120(税込) |
【20】3D
¥66,960(税込) |
【1】クラリーノ
¥51,840(税込) |
引用元:大峡製鞄
お気に入りのランドセルを試着してみよう
お気に入りのランドセルが見つかったら
実際に試着してみましょう。
オオバランドセルは東京にある直営店、
栃木にあるランドセル工場併設の直営ショップ、
または一部の百貨店で試着することができます。
なお、2020年ご入学向けのオオバランドセルは、
2019年5月17日(金)から販売開始!
ぜひ、お店でチェックしてみてくださいね♪
本社直営店 |
【営業時間】 11:00~16:30 【定休日】木曜日 ※来店予約・お問合せ等は:TEL:03-3881-1192 ※必ず来店前に電話で予約を取りましょう。 |
【住所】
〒120-0034 東京都足立区千住 4-9-2 |
宇都宮ランドセルショップ | TEL : 0285-53-0280
商品のお問合せ等は:TEL:03-3881-1192 |
〒329-0530 栃木県河内郡上三川町天神町7-1 |
その他取扱い百貨店
※店舗によりお取扱商品、販売期間は異なります。詳しくは直接売場に確認して下さい。
- 日本橋三越本店 新館6階ランドセル売り場 03-3241-3311(代)
- 銀座三越 10階ベビー子供用品売り場 03-3562-1111(代)
- 仙台三越 定禅寺通り館3階 子供服売り場 022-225-7111(代)
- 高松三越 本館6階 おもちゃ売り場 087-851-5151(代)
- 阪急メンズ大阪 1階 06-6361-1381(代)
- 西宮阪急 ホビーイベント売り場 0798-62-1381(代)
- 丸広百貨店川越店 6階 子供雑貨売り場 049-224-1111(代)
- 名古屋三越栄店 7階 おもちゃ売り場 052-252-1111(代)
- 阪急うめだ本店 本館10階 特別室
- 本館11階 ランドセル売り場 06-6361-1381(代)
- ながの東急百貨店 6階ランドセル売り場 026-226-8181(代)
- 銀座和光本館地階 室内用品売り場 03-3562-2111(代)
ランドセル展示会でも最新モデルが試着できる!
大峡製鞄さんの2020年向け最新ランドセルは、
4/13(土)~東京、埼玉、栃木、愛知、大阪の5都市で開催される
展示・販売会でも試着することができます。
詳しい展示会情報はこちらをご覧下さい。