「ランドセルといえばやっぱり本革がいいのかな?」

とお考えの方はたくさんいらっしゃいます。

たしかに本革ランドセルは高級感があってとても魅力的です。

 

しかし、お子さまが背負うランドセルにほんとうにふさわしい素材なのでしょうか?

そこで、こちらではそんな疑問を解消する為に、本革ランドセルの全てを知って頂いた上で、お子さまに本当に必要なの素材ははどんなものなのかをご紹介していきます。

ぜひ、ランドセルの革選びの参考にしてみてくださいね♪

『本革』ランドセルの魅力

まず、こちらでは本革ランドセルの魅力について簡単にご紹介していきます。

すでにご存知の方も居られるかもしれませんが、本革ランドセルは一般的に『ヌメ革』とよばれる牛革などを使用します。

ヌメ革は、お茶などにも含まれる『タンニン』という植物がもつ渋み成分でなめした素材です。

この素材には次のような魅力があります。

魅力①『風合い』

ランドセル革おすすめ 風合い

ヌメ革の魅力といえば、やっぱり使い込めば使い込むほど味わい深さがでてくる『風合い』です。

身近なものだと靴やベルト、サイフなどが分かりやすいかもしれませんね。

どの製品も経年変化でオリジナリティあふれる美しいデザインに仕上がってきますよね。

ランドセルも同じように、はじめは硬い革も6年間の小学校生活でしなやかに身体になじみ、キレイな表面もキズや汚れと丁寧なお手入れを重ねることで、美しい色合いやアンティークのような使用感が生まれます。

魅力②『丈夫さ』

また、ヌメ革と言えば『丈夫さ』に目をひきますよね。

表面にキズなどはつきやすいヌメ革ですが、引っ張り強度などタフネスさにおいてはとても丈夫にできています。

しっかりお手入れすれば、小学校の6年間どころか10年以上も使うことだってできます。

 

そんな魅力いっぱいの本革ランドセルを取り扱っている人気ブランドさんを次にご紹介したいと思います。

本革ランドセルを扱う人気ブランド

それでは、さっそく人気ブランドと商品についてご紹介いたします。

土屋鞄(つちやかばん)

個性的でシンプルなデザインのランドセルを扱う人気ブランド『土屋鞄』さんでは、牛革の『ヌメ革』を使用したランドセルも取り扱っています。

ヌメ革 キャメル
価格:\100,000(税込)
重量:約1,440g
サイズ:A4フラットファイル対応

最初は硬くごわつきがありますが、使い続けることで表面にツヤが出て、色合いもキレイなあめ色へと変化していきます。

使用してできるキズなども「味」となり、お子さまの成長とともに変化を楽しむことができるランドセルです。

⇒ご購入はこちらの土屋鞄さんの公式サイトからどうぞ

土屋鞄さんのランドセルについての詳細はこちらの記事をご参考ください。

黒川鞄(くろかわかばん)

天然皮革ランドセルを豊富に取り扱う人気ブランド『黒川鞄』さんでは、牛革の『ヌメ革』に丁寧に蝋(ロウ)を塗りこんだ『ブライドルレザー』を使用したランドセルを取り扱っています。

〈匠・日本〉シリーズ ブライドルレザー 黒
価格:\105,840(税込)
重量:約1,480g
サイズ:A4クリアファイル対応

イギリスの伝統的な製法で作られた革の表面は、塗りこまれた蝋(ロウ)が温度の変化などで粉のように噴出してきます。

この蝋をふき取り磨くことでブライドルレザー独特の美しい光沢を放つ高級感あふれる質感が生まれます。

馬具としても使用されてきた丈夫な素材なので、6年間の学校生活にもしっかり耐えてくれます。

⇒ご購入はこちらの黒川鞄さんの公式サイトからどうぞ

黒川鞄さんのランドセルについての詳細はこちらの記事をご参考ください。

本革ランドセルを扱うブランドが少ない理由

以上の項目でご紹介したのが、人気ブランドさんで取り扱う本革ランドセルになります。

 

「・・・え?本革ランドセルを取り扱っているブランドってこれだけしかないの?」

と、思った方もいますよね。

 

じつは、本革ランドセルを扱うメーカーさんはあまり多くありません。

人気ブランドとなるとさらに少なくなります。

なぜ、こんなにも扱うブランドは少ないのでしょうか?

それには「ある大きな」理由があります。

本革ランドセルはお手入れが大変!

ランドセル革おすすめ ケア

本革ランドセルを取り扱うブランドが少ない大きな理由。

それは、「本革つまりヌメ革はお子さまが使用するランドセルには適さない素材である」ということが上げられます。

 

どうして適さない素材のかと言うと、牛革やコードバンなどの『ヌメ革』はとても水に弱く、雨などで濡れて放置しておくとシワシワになってしまったり変形してしまう素材なのです。

濡れてしまった場合は、丁寧に乾かして革用オイルなどでお手入れする必要があります。

ランドセルは基本的に外出の時に使用するものですから、雨の日のたびに濡れないように工夫したり、お手入れしなくてはいけません。

 

また、革靴のように水に濡れなくても一週間に一度はお手入れしないと傷んでしまいます。

そんな手のかかるヌメ革のランドセルを、小学校に入ったばかりの小さなお子さまが扱うのはとても難しいですよね。

その為、本革ランドセルは敬遠されがちになり、人気ブランドでも取り扱っているところが少ないのです。

よくみる『牛革』や『コードバン』は本革じゃない!?

ランドセル革おすすめ コーティング

本革ランドセルを取り扱うブランドが少ない理由には、もうひとつワケがあります。

それは、人気ブランドさんでよくみかける『牛革』や『コードバン』のほとんどは、本革と呼べない革で作られているからなのです。

なぜ、本革と呼べないのかその理由は「加工方法の違い」にあります。

 

ランドセルに使用される『ヌメ革』は、雨に弱く、お手入れも必要な為、お子さまには不向きな素材です。

そこで、お子さまでも扱いやすいようにヌメ革の表面に樹脂などでコーティング加工(専門的には『顔料仕上げ』ともよばれる)を施し、撥水性を高めることで雨にも強く、お手入れもサッとふき取るだけの簡単な素材へと変化させたものが作られるようになりました。

しかし、樹脂コーティングを施してしまうと牛革やコードバンが本来持つ『風合い』が失われ、表面が風や光に触れないので経年変化が楽しめなくなってしまいます。

 

これが、「本革と呼べない」理由の大きなポイントです。

本革よりも人気の『天然皮革』のランドセル

上の項目でご紹介した「本革とは呼べない革」ですが、じつはお子さまにとても人気がある素材なんです。

人気の理由は次のようなワケがあります。

『高級感』と『使いやすさ』のバランスが良い

表面をコーティングされことで、経年変化する味わい深い風合いは失われてしまいますが、牛革やコードバンなどの天然の『重み』や、しっかりした『硬さ』などの質感はそのままに感じることができ、高級感を与えてくれます。

そして、弱点でもあった『水濡れ』にも強く、難しい『お手入れ』の必要がないので、お子さまで取り扱いやすく仕上がっています。

このバランスの良さがお子さまにもご家族さまにも大好評のようです。

 

また、言い方は悪いですが、表面をコーティングで隠せるので、そのまま(ヌメ革として)では使えないキズやシミの付いた安価なものでもキレイな仕上げることができます。

そのために、『ヌメ革』のランドセルよりも比較的に安く販売されているのも人気の理由のひとつと考えられます。

天然皮革は『重い』のがデメリット

人気の高級感あふれる天然皮革ですが、唯一のデメリットがあります。

 

それは『重さ』です。

 

高級感を与えてくれるずっしりとした『重み』は、小さな身体のお子さまの負担となる場合があります。

といっても、「すこしくらい軽いだけだと教科書を入れてしまえばわからないのでは?」

とお考えの方もいらっしゃると思います。

しかし、大人では分からないような誤差でも、毎日ランドセルを背負うお子さまにとっては、この数百グラムの差で身体への負担は大きく変わることもあります。

 

その為、通学時間の長いお子さまや、女の子のなかには購入を控える方もいらっしゃいます。

 

牛革・コードバン・ヌメ革などのランドセルの天然皮革についての詳細はこちらをご参考ください下さい。

お子さま思いの軽い『人工皮革』のランドセルがおすすめ

それでは、ランドセルにイチバンおすすめの革をご紹介いたします。

 

そのおすすめとは、『人工皮革(じんこうひかく)』です。

 

ランドセル選びをすでに始めてらっしゃる方なら『クラリーノ』と言う素材を聞いたことがあるのではないでしょうか。

クラリーノとは、化学製品メーカーのクラレ社さんが開発した人工皮革の製品名のひとつです。

人工皮革の特徴

特徴として大きなポイントは3つあります。

「人工皮革」の特徴
  • とても軽い
  • とても柔軟で丈夫
  • 撥水性が高く水濡れに強い

クラリーノなどの人工皮革ランドセルが人気の理由は、なんといっても『軽さ』です。

同じサイズの牛革やコードバン製のランドセルと比較すると平均的に約200g~300g程度軽くなります。

ランドセルを背負う通学の負担も少なくしてくれます。

 

また、樹脂で出来た人工皮革はとても柔軟で、牛革にも負けない耐久性をもっています。

元気なお子さまの激しい扱いにもしっかり耐え抜いてくれます。

撥水性にも優れていて、汚れもつきにくくお手入れが簡単なので、ずっとキレイに使えるのもおすすめポイントです♪

 

人工皮革はランドセルに必要なこと全てを兼ね備えた高性能な革で弱点はありません・・・といいたいところなのですが、唯一牛革やコードバンに劣るポイントがあります。

それは『高級感』です。

なぜなら、表面のシボ感(動物の皮膚特有の自然な凸凹感)が人工的に作られているうえに、『軽く』、『柔軟』な質感なので、高級感のある雰囲気は弱くなります。

ランドセルによっては少し安っぽく感じるものもあるかもしれません。

 

クラリーノや人工皮革について詳しくはこちらの記事にまとめていますのでご覧下さい。

ランドセルの革選びで大切なこと

最後に、こちらでは『本革』、『天然皮革(顔料仕上げ)』、『人工皮革』についてそれぞれ良いところや悪いところをご紹介いたしました。

当サイトでは「たくさんのお子さまに使っていただきやすい」とう理由で、クラリーノなどの『人工皮革』のランドセルをおすすめしていますが、絶対にこれを選んでくださいと言う意味でご紹介はしておりません。

 

ランドセルの素材となる『革』選びでいちばん大切なことは、「お子さまのことを考える」です。

 

ランドセルはお子さまにとって特別なものです。

ときには性能だけでなくコードバンのような美しい「見た目」や「雰囲気」も6年間大切に使って貰う為には必要な要素です。

こちらの記事をご参考にお子さまのお気に入りのランドセルを見つけていただければ幸いです♪

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