いま、小学生のお子さまがおられるママたちの間で

とても話題になっている「ランドセルの重さ問題」

 

ランドセルの重さ問題とは、

教科書の増加などの理由でランドセルが重くなり、

「子供の身体への負担や、成長の妨げになるのでは?」と危惧されてる問題です。

 

こちらでは、この「ランドセルの重さ問題」についての原因や、

今後の動きについてご紹介しています。

 

最近ニュースにも取り上げられ、

文科省も対策をとる動きがみられているママ必見の

”お子さまに関する問題”ですので、

 

こちらの記事を参考に、

「お子さまの身体と成長をまもるためにできること」

をしっかりチェックしておきましょう♪

 

身体に負担をかける「ランドセルの重み」

「ランドセルの重さ問題」は、

とても深刻な問題となっています。

 

まるで、大人のように慢性的な腰痛など、

身体の痛みに悩まされたりしているお子さまもおり、

NHKニュースなどでも取り上げられています。

 

重い荷物で、体に異変をきたす子どもも。
こちらは、都内の整骨院。
埼玉県の小学3年生、髙井義晴君は、去年から激しい腰痛や肩こりに悩まされ、毎月、施術を受けています。

肩こりなどに悩む小学3年生 髙井義晴君
「肩・腰・背中とか(が痛い)。
ランドセルが重くて、歩くとどんどんつらくなっていく。」
ランドセル重い問題 NHKニュース1
髙井君の母 ひろみさん
「日頃の姿勢もあるとは思うが、(症状を)悪化させているのはランドセルが1つの原因ではないか。」
この整骨院では髙井君のように、慢性的な腰痛や肩こりを訴え通ってくる小中学生は月にのべ40人以上。
5年前と比べ、およそ1.5倍に増えていると言います。

オリエンテ深川整骨院 篠田善雄院長
「子どもが増えてきています。
(これまで)小学校高学年の子はいたが、3・4年生、低学年も増えてきている。
発達していない筋肉に対してランドセルの重さが増してしまって、体への負担が増えてしまったのかと。」ランドセル重い問題 NHKニュース2

 

また、今年(2018年)3月に

大手ランドセルメーカーの『セイバン』さんが、

2000人の小学生とママを対象に行ったインターネット調査では、

 

首や背中など様々な部分を「痛い」と感じるお子さまが、

なんと全体の3割近くもいたことがわかりました!

 

ランドセル思い問題 セイバンアンケート調査2

 

このように、

ランドセルの重さによっておきている子供の身体への負担は、

とても身近なもので”見過ごすことができない問題”なのです。

 

その為、最近の一部のランドセルには、

お子さまに負担をかけない工夫がされるようになってきています。

 

お子さまに負担がかからないランドセルについては

こちらでご紹介していますので、ぜひランドセル選びのご参考にしてみて下さい♪

 

「ランドセルの重さ問題」が起きている原因

ランドセルの重さ問題が起きている原因には、

次の2つの教育方針が大きく関わっていると考えられます。

 

ランドセルの重さ問題が起きる原因
  1. 荷物(教科書など)の増加
  2. 『置き勉禁止』のルール厳守

 

それぞれの理由について詳しくご紹介します。

 

荷物(教科書など)の増加

2011年頃から始まった『脱ゆとり教育』の方針により、

学習指導要領が大きく変更され、学習量が以前よりも多くなりました。

 

これに伴い、授業で使用する

教科書のページや教材の本数が以前よりも増加してきています。

 

教科によっては以前の1.5倍以上ものページ数になっているものまであります。

 

このような教材自体の重量が上がったことから、

通学時の荷物を運ぶランドセルもどんどん重くなってきているのです。

 

ランドセルが重くなった理由の一つは教科書の改革です。
訪ねたのは、教科書専門の図書館。
2011年。
それまでの“ゆとり教育”から“脱ゆとり”へ。
授業時間が増え、教科書のページも増えたのです。
国語、算数、理科、社会。
重ねて比べてみると、。
主要4科目だけでも、これだけ厚さが増えています。

さらに年間を通していつでも復習できるように、かつて上下に分かれていた教科書も1冊に。
さまざまな工夫の結果、教科書は重量化の一途をたどっていったのです。

 

 

『置き勉禁止』の厳守

また、昔から全国の小中学校では、

すべての教材を持って帰らなければならない

『置き勉禁止』という学校のルールを厳守しているところが多くあります。

 

その為、多くの小学生は、教材(重量)が増加しているにもかかわらず、

学校で使用したすべての教科書などを毎日持ち帰りしなければなりません。

 

また、小学生が持ち帰る荷物は教材だけではありません。

 

学期末など長期休みに入る前なんかは、

絵の具セット習字カバンなど

たくさんの荷物を持ち帰らなくてはいけない場合もあります。

 

 

このように、

大量の荷物を持って帰らなければならなくなる『置き勉禁止』の厳守は、

時にお子さまの身体に負担をかけてしまう原因にもなると考えられます。

 

また、負担だけでなく、

荷物により両手がふさがってしまうことや、

バランスを崩しやすくなることで、

交通事故にあうリスクも高くなると考えられます。

 

・どうして『置き勉禁止』の学校が多いの?

そもそも、なぜ”置き勉”することが禁止されているのでしょうか?

 

これは、「家でもしっかり勉強することが大切」という

昔からある教育方針によるものが大きい思われます。

 

たとえ宿題がない教科でも、

家でも予習・復習することを生徒に求め、

 

そのために必要な教科書などの勉強道具は、

すべて持って帰るようにと促したことが

始まりだったのではないかと考えられます。

 

 

確かに予習・復習も大切なことだとは思いますが、

家にいる時間ですべての教科の勉強を行うことは難しいと思います。

 

当サイトとしてもお子さまの安全を考えるなら、

必要ない教科書は”置き勉”しても問題ないと感じます

 

ランドセルの重さ問題対策に動く『文科省』

今年(2018年)9月ついに文部科学省が全国の教育委員会に対し、

「通学時の荷物による身体への負担を軽減する為の工夫」

をする旨の通知を出す方針が決まりました。

 

文科省があげた工夫例

【日常的な教材や学習用具等について】
○ 宿題で使用する教材等を明示することにより、家庭学習で使用する予定のない教材
等について、児童生徒の机の中などに置いて帰ることを認めている。

【学期始め、学期末等における教材や学習用具等について】
○ 学校で栽培した植物等を持ち帰る場合、児童の状況等を踏まえ、保護者等が学校に
取りに来ることも可能にしている。

 

この通知が全国に行き渡れば、

家庭学習に支障が出ない範囲の”置き勉”などが認められ、

「ランドセルの重さ問題」の解決が近づくと思われます。

 

これも、ランドセルの重さ増加によって起きている現状をいち早く察知し、

お子さまの身体を心配するママたちの多くの声によるものだと思います。

 

すでに”置き勉”自由化の小学校も!保護者と学校で協力して問題解決へ

じつは、すでに”置き勉”の自由化が決まっている小学校もあります。

 

岐阜県のある小学校では、

お子さまの身体への負担を心配した保護者の方が、

『置き勉禁止』の改善のために生徒の荷物の重量調査を嘆願したところ、

 

調査が始まる前に校長先生が『置き勉自由化』の柔軟な対応をされたとして

ニュースにも取り上げられました。

 

 

『置き勉自由化』のきっかけを作られた

小学4年生のお子さまをもつ保護者の久津輪 雅さんは、

 

ご自身の Facebookでも今回の働きかけの詳細や、

校長先生の対応について語られています。

 

娘が通う岐阜小学校で、今週から「置き勉」が全面自由化されました!置き勉とは、家庭で使わない教科書や道具を学校に置いて帰ることです。 娘の「授業科目が多い日は重くて大変」という言葉がきっかけでした。小4の娘は体重24kgですが、荷物は6k...

久津輪 雅さんの投稿 2018年6月15日金曜日

 

ご自身の娘さんのランドセルが重いことに気づいた久津輪さんは、

PTA仲間に相談したところ

 

他にも同じように感じている保護者の方がたくさんいることがわかり、

懇談会で話題に上げました。

 

すると、

中には「忘れ物をしないためにも全部持ち帰りたい」という意見もあることを知り、

『置き勉禁止』の廃止ではなく「自由化」にむけて学校側に働きかけました。

 

こちらの小学校では、

結果的に校長先生の即断で『置き勉自由化』に至りましたが、

 

ランドセルの重さ問題の解決には、

保護者側のPTAや懇談会での相談や、学校側の実態の調査など、

「保護者側」、「学校側」両方の協力が必要があることがわかります。

 

お子さまの身体を心配されるママもひとりで悩むだけでなく、

周りのママたちや、先生などに相談し、

みんなで問題を解決していきましょう♪

 

 

ちなみに、上記の久津輪さんの記事の中にもありましたように、

保護者の中には、忘れ物防止など観点から

「教科書をできるだけ持ち帰って欲しい」という意見もあります。

 

そんな時は、荷物をたくさん入れてもお子さまの負担を抑えてくれる

「軽く背負えるランドセル」がおすすめです!

 

「軽く背負えるランドセル」について詳しくは

こちらの記事でご紹介していますので、ぜひご覧下さい♪

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