
暑い夏の時期になると代謝のよいお子さまは思っている以上によく汗をかきます。
とくに、登下校中はランドセルを背負っているので背中が汗びっしょりになりますよね。
汗をかくことはとてもいいことですが、なにもせずに放っておくと『あせも』や『かぶれ』の原因にもなります。
そこで、こちらでは汗のトラブルを防ぐ為に、「通気性の良いランドセルの選び方」や「おすすめの商品」をご紹介しています。
目次
ムレにくいランドセルには『通気性』がいちばん大切
ムレにくいランドセルに大切なことは、やはり「通気性の良さ」がいちばん必要になってきます。
それでは通気性の良いランドセルとはどんなものなのでしょうか?
こちらでは、そのランドセルのポイントについてご紹介いたします。
ランドセルの通気性ポイント①『素材』
一つ目のポイントは、『素材』です。
背あてや肩ベルトの裏など身体に密着する裏地部分に使われる素材の違いでムレにくさが変わります。
主に裏地に使用される素材は次の2つがあります。
- 牛革
- 人工皮革
この2つの素材どちらが優れているのか『通気性』について比較してみました。
牛革
むかしからランドセルの裏地として使用されてきた天然皮革です。
動物の皮膚特有の毛穴などの細かなスキマが空いているので、呼吸するように空気が通り、人工皮革よりも吸湿性・放湿性に優れています。
現在も人気ブランドで使用されていることも多く、抗菌・防臭など衛生面にも配慮した加工などが施されています。
人工皮革
最近の背あてには、牛革にも負けない丈夫さを持った人工皮革がランドセルの裏地に使用されています。
人気ブランドの裏地に使用する人工皮革は、お手入れも簡単で、抗菌・防臭などの加工がされたものが多いので衛生面にも優れています。
しかし、動物の皮膚のような自然な穴を作り出す技術が難しく、肝心の『通気性』に関しては天然の牛革に及ぶものはとても少ないです。
ただし、セイバンの使用する『ブレスレザー』など、一部の人工皮革は牛革に負けない性能を持った物も存在します。
ランドセルの通気性ポイント②『形状』
2つ目のポイントは、背あてのクッション形状です。
従来のランドセルのクッション形状は、『U字型』とよばれ下の画像のようなものが一般的でした。
しかし、このU字型は形を見ていただくとわかるように、空気が外に流れにくく背中がとてもムレやすくなってしまいます。
しかし、セイバンさんなど大手のメーカーさんを中心に人気ブランドでは、クッション性を損なうことなく通気性に優れた形状の背あてが開発されています。
ムレを防ぐ『形状』のポイントとなるのは、下の画像のように「外側まで空気の通り道が作られているか」になります。
画像引用:セイバン公式サイト https://www.seiban.co.jp/function/
ムレを防ぐなら「2つのポイント」を抑えた背あてのランドセルを選ぼう!
ランドセルの通気性は、『素材』と『形状』の2つのポイント大切になってきます。
ムレにくいランドセル選びたい方は、次のことチェックしておきましょう!
- 裏地の素材はムレにくい『牛革』もしくは、同程度の性能を持つ『人工皮革(ブレスレザー等)』を選ぶ!
- 背あては『空気の通り道がある』形状のものを選ぶ!(U字型背あてはムレやすいのでNG)
ただ、残念ながら『牛革』を裏地素材に使用しているほとんどのブランドがU字型背あてを採用しています。
上記の2つのポイント両方を抑えているブランドは多くありません。
そこで、当サイトでは「牛革に負けな通気性を備えた素材」を使用して、「空気の通り道をしっかり考えたクッション構造」をランドセルに採用している人気のブランドを次にご紹介したいと思います。
ムレにくいランドセルのおすすめブランド3選!
こちらでは、「ムレにくいランドセル」を取り扱う人気ブランドをご紹介します。
人気ブランドの中から、特に通気性にこだわったブランドTOP3はこちらです!
おすすめブランドTOP3

セイバンさんが扱う天然皮革ランドセル「ホマレ」シリーズは、背あてに『牛革』を使用しているので、とても『ブレスレザー』同様にとてもムレにくいランドセルです。
また、男の子向けモデル「ワンパ」シリーズや、女の子向けモデル「ラブピ」シリーズなどの一部の商品は『ブレスレザー』を採用していませんのでご注意下さい。

フィットちゃんの背あて『ウェービータッチ』構造は、モデルによってデザインが異なりますが、どれも性能に大きな違いはありません。
